「読者の役に立つ記事を書きなさい」がブロガーを滅ぼす!

毎度ありがとうございます。たけぼうです。

今回は「役立つ記事ばかり書いていると危険ですよ」っていう内容になります。過去の私もずっとこれをやっていて痛い目に合って来たので要注意です。

「読者の役に立つ記事を書きなさい」がブロガーを滅ぼす

磨き粉ちゃん磨き粉ちゃん

わーい、「お役立ち記事」を書いて検索結果2位になったわ!


たけぼうたけぼう

あ、おめでとうございます。でも磨き粉ちゃんがやっている事は危険ですよ。


磨き粉ちゃん磨き粉ちゃん

え、なんでよ? あなた私に嫉妬してるんじゃないの? 読者の役に立つ記事を書いて何が悪いのよ!?


たけぼうたけぼう

あ、悪くはないんです。むしろそれは素晴らしい事。でもね磨き粉ちゃん以外にも、読者さんの役に立つ記事を書こうと思っている人は沢山いるんです。

役立つ記事が危険な2つの理由

巷では「ブログに日記を書いていてはダメですよ!」「読者さんの役に立つ記事を書きましょう!」とよく言われていますよね。

でもそればかりやっていると、ブロガーやアフィリエイターは自然淘汰される事になります。

・・・それはなぜか?

SEO合戦、リライト地獄に陥る

1つ目の理由は沢山のライバル達とSEO合戦になって、いつか検索結果の順位が下がってしまうという事。

ブログ記事が少ないうちはリライトも頑張れますが、記事数が多くなってくると全ての記事のリライトはかなりきつくなってきます。段々リライトも作業的になり苦痛を伴う物になるでしょう。

しかも読者さんとしては、悩みを解決出来ればどのブログでもいいわけですからね。不毛な戦いになるんです。

記事を簡単にマネされる、パクられる

そして2つ目の理由は、「役に立つだけの記事」だと記事の内容は簡単にパクられるという事。

今そういうノウハウも流行していて「検索結果の上位の記事を真似すればすぐに稼げます!」とアピールしている人をtwitterで見かけました。そういう有料のマニュアルもあるそうです。

上級者のマネというのはどの分野でも非常に大事ですし、その人達の考え方とか記事の構造だけを真似するのはアリなんです。

でも大部分の文章をパクっちゃうのはダメ。やられた方は面白くないから、アドセンス狩りに走る事だってあるかもしれませんよね。

ちょっと話が脱線しましたが、「役立つ記事」というか「役立つだけの記事」はかなり危険、という事を覚えておきましょう。

本当の価値とは、情報の加工にある

磨き粉ちゃん磨き粉ちゃん

ふーん、まぁ、あなたの言う事も間違ってはいないかもね。でもじゃあどんな記事を書けばいいのよ!?


たけぼうたけぼう

そうですね。では分かりやすいように昔話の「桃太郎」で解説しましょう。


磨き粉ちゃん磨き粉ちゃん

あなたも解説がそうとうマニアックよね。女性の好みもマニアックなのかしら?


たけぼうたけぼう

うるせーっ! 歯磨き粉のくせに生意気だぞ!

情報はそのまま伝えるな!

情報をそのまま伝えるという事は誰でも出来ます。みんなが知らない貴重な情報でも、知られてしまえば価値は無くなります。マネされるからです。

そこで大事になって来るのは「情報の加工」です。

情報の加工に価値が生まれる
・小学生にでも分かるように
・図解や例話を交える
・面白おかしく脚色する
・ストーリー仕立てにする
・真逆の価値観で話す
・自分だけの視点で話す
・自分の意見、感情を出す

ダメな例としては「桃太郎とは有名な日本の昔話で、昔々ある所にお爺さんとお婆さんがいて・・・」と説明する事です。

優秀なブロガーですと、難しい話を噛み砕いて子供にでも分かるように説明したり、図解や例話を使います。

これだけでも情報の加工になりますから、そこに価値が生まれるわけですね。

がしかし・・・・!

これだけだとまだ弱いです。優秀なブロガー、アフィリエイターはみんなそれくらいのクオリティの記事は書いていますからね。

で、それよりも大事なのは、自分の価値観、視点、意見(主張)、感情、を使う事です。

顔の見えないブロガーにはなるな!感情を書け!

ただ事実を淡々と説明するのであれば、それはウィキペディアとか辞典になります。

それらは情報を詳しく書いてあるので、めっちゃ役に立ちますよね。でもそれ以外の何物でもないんです。

それよりも、あなたの感情です。あなた独自の視点です。

例えば私が桃太郎の話を伝えるとしたら・・・

たけぼうの視点と感情
桃太郎っていう昔話ありますけど、あれって普通に考えて動物は戦力にならないと私は思うんですね。まあ犬と猿はそこそこの戦闘能力はありますけど、キジはヤバいですよ。ダメージ与えられないです。相手は鬼なんで。無理ゲーですね。おそらく桃太郎が相当無理してます。可哀想に、まさに中間管理職ですよ。キジには腹立ちますよね。なので桃太郎っていうのは、中間管理職の物語なんですね。爺さんが社長。

こんな感じで大人気ない考え方であったりとか「可哀想に」「腹立ちますよね」とかの感情が入ってるのが分かると思います。

まぁ私は、底辺高校出身ですのでこれくらいが限界ですが、感情を入れるだけでも人間らしさが出ますよね。

では今度は、あの頭のいい「ひろゆき氏」だったら、桃太郎をどう語るでしょうか?

ひろゆき氏が語ったら
桃太郎って、実は頭のいい人が作った神話なんですよ。神話から学ぶ事って何かしらあるんですよねー。だから100年以上経っても残っている物語なんですよね。でも頭の悪い人っていうのは、あの話を只の昔話としてしか考えられないんですよ。思考力がクソ弱いと思いまーす。

こんな風に語りそうですw

ひろゆき氏があれだけ多くの若い人を惹き付けるのは、毒舌であっても独自の視点や切り口を持っているからです。

自分では思い付かない思考とか発想があるから、彼の話をみんな聞きたがるのではないでしょうか?

そういう所が価値となって、お金を生むわけです。

しかも簡単にはマネされません。マネしても「こいつひろゆきに影響されまくってるじゃんwww」って思われるだけです。

で、ひろゆき氏のファンはひろゆき氏の話が聞きたいんですよ。他の人じゃダメなんです。

決して、ひろゆき氏のようになれと言っているわけじゃなくて、ブロガーも「あの人」って認識されないとダメって事ですね。

底辺ブロガーの私が言うのもなんですが、でも私達はそれを目指すべきではないでしょうか?

役立つ記事を書くブロガーは星の数ほどいるし、今後もどんどん増える

私が読んでいて面白いと思うブロガーさんは、みんな独自の視点を持っていますし感情表現が豊かです。逆にそれが無いブロガーは「その他大勢」で終わります。

私もそうならないように、日々もがいています(笑)。

しかしまぁ、どんどん若い優秀な人がブロガーデビューしますので、役立ち記事しか書いていないと自然淘汰されるのは間違いありません。

でも、この原因を作っているのは「アドセンスとアフィリエイトの呪縛」だと私は思っているんです。

アドセンスで稼ぐには、とにかくトレンドを追いかけて大量のアクセスを集めようとします。アフィリエイトは稼げる商品やジャンルが決まっているので、みんな同じような役立ち記事になります。

SEOが最優先になると個性的な記事が書けません。

他の人には無い視点は本来ものすごい価値になるのに、SEOを考えると個性的過ぎる価値観や視点はマイナスになってしまうんです。

この現状ってヤバいと私は思っています。本来持っている個性や才能を発揮出来ないで、ブログを諦めてしまう人があまりに多いから・・・。

「読者の役に立つ記事を書きなさい」がブロガーを滅ぼす さいごに

解決策は簡単で、ご自分のオリジナルコンテンツを作る事です。

「note」でもいいですよね。手数料がもったいないければ「paypal(ペイバル)」を使えばかなり安くなりますよ。ちなみに、ペイパルは世界で一番使われている有名な決済サービスです。

自分の商品があれば、もうアドセンスやアフィリエイトから解放されて好き勝手出来ますw

あなたの個性や才能を使わないなんて、勿体な過ぎです。

ではまた!