「医龍」漫画の名言から学ぶべき事。~敵がいて初めて強くなれる~

ども、たけぼうです。最近私のお友達が、漫画をお店に持ってきてくれます。

3人の友達が、「医龍」「ブルージャイアント」「キングダム」を持って来てくれました。面白い事に、この3人は面識がありません。

偶然、私の店には大量の漫画が集まり、おもいっきり読書に没頭してしまっている今日このごろ・・・。漫画から何かを得よと言われているのかも。

(所詮いい訳かもですね。)

「医龍」漫画の名言から学ぶべき事。~敵がいて初めて強くなれる~

で、少し前に最終巻の25巻まで読破した「医龍」。

いやいやいや、これハンパないですね。主人公の朝田がカッコ良過ぎる。本当に軸がブレない。信念がブレない。(漫画だけど。)

目の前の患者を救う為なら、手段を選ばない。

周りの人間全員を敵に回そうが、失敗したら病院を去る事になろうが、目の前の患者の命が最優先。やっちゃいけない事もどんどんやっちゃう(笑)。

なんかね、痛みとか苦しみとか悲しみ、主人公は持っているんだけど、色んな物背負っているんだけど、強いんですよねー。少しも迷わない、悩まない。即答、即行動!

で、まあ、主人公の魅力は今回の話のメインではないんです。

ここまで語っておいてアレなんですが(笑)。で、漫画の「医龍」は最終巻近くなって、宿敵の野口教授から名言が飛び出すんですね。

(また、この野口教授も悪役なんですが、人間味があってとても魅力的です。)

まあ、普通の読者からしたら名言ではないです。ビジネス視点からすると、私的には名言なんですけどね。

野口教授の名言とは・・・・えーと、具体的なセリフは正確に覚えていないんですが、

「私という敵がいて、君達は成長し強くなれたのだよ・・・。」

たしか、こんなセリフです。名言です。

「これから仲間と結束したければ、敵を作る事だよ・・・。」

こんな事も、野口教授は陰湿な笑みを浮かべて、不気味に語るんですね。これも名言です。

この名言だけ読むと、戦略的で腹黒く感じるかもしれませんが、そんな事は決してなくてですね・・・

ただ、理想の世界だけアピールしても、あんまり響かないし、響いたとしても持続しないし、発展性がないんです。

恋愛もそうですよね?何の障害もなければ、あんまり燃えない。親に反対されたりだとか、三角関係になったりすると超燃える(笑)。

これ、当然ビジネスにも当てはまる訳です。

理念であったり、チームワークであったり。医龍であれば、野口教授の支配している医局を変えたい!という共通の想いがあったからこそ、主人公の医療チームはどんどん成長し強くなっていきました。

野口教授の支配する医局と、真逆にある理想の世界。アンチテーゼ(仮想の敵)がいるおかげで、理想の世界がはっきり見えてくる。

仲間(ビジネスならお客さんであったり同僚であったり)も共鳴し団結力も強まるわけですね。

ビジネスでもアンチテーゼは使える!

私が、例えば個人店舗のパン屋さんなら、こんなアンチテーゼ(仮想の敵)を作ります。

===↓ここから===

市販されている大手企業のパンは、遺伝子組み換えの小麦や添加物が大量に含まれています。

子供のアレルギー性の現代病は、殆どがこの添加物により発病し進行しているんです。

毎日のように食べるパンだからこそ、美味しく「安全」に食べるべきなんです。

当店のパンは全て「無添加」。 子供達の健康を想いながら、1つ1つ丁寧に焼き上げています。

===↑ここまで===

どうでしょうか?

大手企業のパンメーカーがアンチテーゼになります。

「医龍」漫画の名言から学ぶべき事 さいごに

アンチテーゼはめっちゃ大事です。

敵がいればこそ、ビジネスの理念、理想は光輝く。そしてお客さんや仲間が集まって、供に成長出来る。

野口さん、そうですよね?(笑)ではでは!