千円カットを開業して良かった事と困った事を、4年経った今だから書いてみた。

速いものでこのブログを立ちあげて4年も経ってしまいました。という事は私の店(ヘアーカット専門店)も開業して4年が経ったという事ですね。(追記:お蔭さまで8年になりました。)

開業当初は本当に不安で不安で精神状態がおかしくなりそうでしたが、お陰様で何とか4年も無事に店舗を運営出来ています。本当に関わってくださった全ての人に感謝しないといけませんね。

千円カットを開業して良かった事と困った事を、4年経った今だから書いてみた。

さて、このブログも色々な人に見てもらっていますが、これからヘアーカット専門店(以下、千円カット)で独立しようとしている人に、一応4年先輩である私が色々な経験談を話していこうかと思います。

良かった事、困った事、生々しくすべて語りますので、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

千円カットを開業して良かった事

まず千円カットの店を開業して良かったと思う事を話そうかと思います。それは以下の通りです。

①嫌な人間関係から開放された

②収入が増えた

③自分の満足するカットが出来た

④お昼休憩を1時間に出来た

①嫌な人間関係から開放された

まずは①の「嫌な人間関係から開放された」ですが、まあこれが1番大きいかなと思います。もちろんいい人もいたし、同僚がいて救われる事もありましたけど、いつも愚痴や噂話が大好きな同僚達から開放されたのが大きいです。

レディースのお客さんが来るとトイレに逃げるスタッフとか、時間調整して簡単なお客さんばかりやるスタッフとか、必ずどこの店にもいると思うんですけど、そういう人達とお別れ出来たのはやはり大きいですね。

仕事は人間関係がほんっっっとうに大事ですから、そのストレスが無いというのはとてつもないメリットですよね。

②収入が増えた

収入は1番いい時で雇われ時代の2倍以上になった時期もありました。今はちょっと落ちて1・6倍くらいでしょうか。(開業して3年は売上は伸びやすいです)

そうそう、去年少し売上が落ちたのですが、これは私の慢心でしたね。油断して天狗になっていたかもしれません。これについてはまた記事に出来ればと思います。

まあ今でも雇われ時よりは、かなりいいので独立開業して良かった点ですよね。ていうか独立開業しなかったら、とてもじゃないけど家族の生活はなりたっていないです。我が家の場合。雇われは限界ありますよね。

③自分の満足するカットが出来た

私の場合、一般サロン歴の方が長いので、基本ベースカットはチョップカットで切りますし、セニングも丁寧に入れたい人間です。

でもカット専門店で雇われていたら、そんなカットしていたら同僚や上司に嫌な顔されますし文句も言われますよね。(私はそれでもやってましたけど)

どんなにお金になろうが、やっつけ仕事的な雑なヘアカットをしていたら、どんどん自分の気持ちが荒んできます。仕事がますます辛くなって嫌いになります。だから自分の満足するカットが出来て、お客さんに喜んでもらえているのは大きいですよね。

ていうか、これからも千円カットや安床の店は増え続けるでしょうから、チェーン店と同じような雑なカットをしていたら、個人店なんてすぐに潰れると思いますしね。

④お昼休憩を1時間に出来た

これも大きいですね。まあ人によっては1時間も休憩とるなら30分に短縮して30分速く家に帰りたいという人もいるとは思いますが、私はこのスタイルが気に入っています。

開業当初は隙間時間に、弁当を早食いしていましたが、どうも落ち着かないし、しっかり休憩してリフレッシュして仕事した方がお客さんの為にもいいと判断して、今では思いきって1時間の休憩をとっています。

私の年代の理容師さんや美容師さんは、お昼休憩なんてあって無いようなものですからね。30分でも長いくらいですが、ちょっとそこら辺は自分に甘くしています(笑)

千円カットを開業して困った事

いよいよ本題(?)に入ります(笑)。いい事もあれば悪い事もある、それが人生ですからね。色々ありますよ。それは以下の通り。

①とにかく税金が高い!

②自分次第で収入は落ちてしまう

③仕事が単調

①とにかく税金が高い!

いやいやいや・・・この国はなんて自営業者に厳しい国なんでしょうか。めっちゃ税金高いです。ほんと。

私は誤魔化さないでしっかりと確定申告していますので、けっこうな額を収めています。ていうか本当の金持ちが収める額の何百万分の1くらいの額ですけど(笑)

でも今までが安月給だったので、ほんとに僅かな額しか税金を収めていなかったんですね。だから今は物凄く税金が高く感じるし、税金で生活が少し苦しい時もあります。

なにせ、収入が2倍近くになったとたん、税金が5倍くらいに増えていましたからね。収入が2倍なんだから税金も2倍くらいでいいではないか!と涙ながらに訴えたくなります。

もう節税をしっかり勉強して徹底的にやるしかないですね。日本の起業家が海外に逃げる理由が分かりました。税金がべらぼうに高いからです。

②自分次第で収入は落ちてしまう

私は安心しきって慢心していました。副業も収入ダウンしてお店の売上も毎月数万落ちてしまった時期があったんです。

そうなるとやはり怖いのは税金です。健康保険や住民税、所得税、個人事業税、というは前年度の収入に対して、支払うものなんです。

収入が大きくなればなるほど、翌年の支払う税金達もどんどん大きくなります。つまり翌年に収入が落ちてしまうと、税金を支払うのがとても大変になるんです。

本当に怖いですね。身を持って税金の恐怖が分かりました。だいたい自分のお店を持つと、3年間売上は伸び続けるそうです。でも4年目からはその人の力量次第になる事が多々あるそうで、私は完全に慢心して油断していました。

現状維持な気持ちはダメで、やはりどんどん売上を伸ばしていく気持ちや行動が大事ですね。

私の場合、色々とノウハウがあるので少しづつ売上は回復してきましたが、また油断しないようにしたいと思います。

③一般サロンと比べて仕事が単調

もうこれは仕方ないですね。

やはりちょっと仕事が単調で飽きてしまう時があります。まあ雇われ時代よりお客さんとお話し出来るので、気の合うお客が来た時は楽しいですけどね。

でも話がしたいお客さんがばかりではありませんし、パーマやカラー、シャンプーやブローもありませんのでヘアカットが飽き飽きしてしまう時もしばしば・・・。

ちなみに私はシャンプーとマッサージが大の得意でしたので、それが出来ないのはちょっと残念ですね。

私が千円カットで開業して良かった事と困った事 まとめ

とにかく自己責任ですよね。自分で道を切り開く意志があって、しっかり税金対策すれば(笑)、あとはメリットばかりです。

でも、この先競合店は増え続けるでしょうから、ヘアカットの技術も高くないとどんどん淘汰されてしまうのは間違いありません。

価格が4000円くらいの一般サロンも、メニューの中にカットだけのコースを1800円でやったりしていますから、ヘアカットの技術だけはしっかり磨いておいた方がいいですね。私も磨きたいと思います。

まあ、とにかく自分の店というのは、色々ありますけど気が楽ですよ。上記のような大変な事もありますけど、基本気は楽です。

これから千円カット(ヘアーカット専門店)で独立開業する方は、このブログの他の記事もぜひぜひ読んでみてくださいね。私の体験記も盛りだくさんですので。

私の起業時のお話もありますので、良かったら読んでみてくださいね。どんな大変な事があるのか、どうやってお客さんを集めたのか、具体的に書いてあります。

たけぼうと娘の独立起業物語

では長々となってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました!