
ども、たけぼうです。
今回は前回のお話の続きで、ニッチマーケティングについてお話していきますね。
ニッチマーケティングとは、隙間のニーズを探して販売、サービス、していく戦略です。ターゲットを絞るという意味もあるかと思います。
起業失敗の確率を下げ、成功に導く3つのキーワード
前回は「マスマーケティング」をして失敗してしまった飲食店のお話をしました。マスマーケティングは、ターゲットは絞らないで全ての人を顧客対象とする戦略です。
では、個人店がやらなければいけない、ニッチマーケティングを具体的に説明していきますね。
まず重要なのが以下の3つ。この3つが、起業失敗の確率を下げ、成功に導くキーワードです。それは・・・
コンセプト作り、ターゲティング、差別化、です。
私の店のコンセプトは、「お父さんが喜ぶサロン」です。まあ、これだけだとシンプル過ぎるコンセプトなんですが。
もちろんターゲットは、「お父さん」です。男性しかヘアカットはしていません。5歳未満の子供と、女性のヘアカットはお断りしています。
大人の男性が喜ぶような、インテリア、BGM、本、外観、になっていますので、キッズスペースなどはありません。ちなみにBGMはジャズです。
ターゲットを絞る事によって、他のサロンでは味わえない価値を提供出来るわけです。
ターゲットを絞っていないと全てが無難な物になります。男性でも女性でも子供でもお年寄りでも居心地のいいインテリアって平凡な物になります。
雑誌もそんなに偏った物はおけませんし、全ての年齢層に合わせた雑誌を置くとなるとお金もかかりますし、数は少なくなります。
もしも、コンセプトが上手く出来ない場合はターゲティングを初めにすると、他も決まりやすいです。
そして、差別化ですが、低価格で一般サロンレベルのヘアカット、というのが私の店の差別化でした。
(いいコンセプトが決まれば、自然と差別化ポイントも決まります。)
差別化は、絶対に大手が真似出来ない事をやっていけばいいんですね。クオリティの高い1000円カットって、大手では絶対出来ません。
このように、個人がビジネスをやるならまずターゲットを決めて、その客層が喜んでくれるコンセプトを決めます。そして、差別化ポイントを明確にして大手企業では出来ない事をやっていくという感じです。
お昼休みのOLをターゲットにするなら、オーガニックなどの材料や、食器、インテリア、などにとことんこだわったカフェなど。
そして、その他大勢に埋もれないポイントを作るんです。看板メニューとか、「その店の売り」を作るという事ですね。
では、今日のまとめです。起業を失敗する確率を下げ、成功に導く3つのキーワード
①コンセプト ②ターゲティング ③差別化
中でもニッチマーケティングで重要なのは②です。客層をとことん絞る事です。そうすればその客層が喜びそうな
コンセプトが決まりますし、自然と差別化のアイデアも浮かびます。
客層を絞ってしまうと売上下がるのでは・・・と思われるかもしれませんが、まったく逆です。うちの店の場合、不思議と子供のお客さんが多かったりします(笑)
お父さんのヘアカットが上手くいけば、それを見たお母さんが息子さんも連れて来てくれるわけです。
ではまた今度!