
自分の店がオープンし、まさかの来客0が続く・・・。
ネガティブモード全開の私。目の前が真っ暗になりました。本当に精神的に弱いなとつくづく思います。でも落ち込んでばかりもいられません。
どうにか集客しなければ!と思い、店のチラシを作る事にしました。
手書きチラシ作成のコツ ~爆発的な反応率を出す為に~
ネットの副業(アフィリエイト)でコピーライティングを学んでいた私は、そのノウハウを注ぎ込みチラシを作成したんです。
しかし、この時ネガティブモードと必要以上の焦りがあった為、完成したチラシは「怪しさ全開」のお粗末な物でした。ひねり過ぎて、本当に怪しいんです。
まともな精神状態の時って、何をやっても上手くいきません。嫁さんにも不評でそのチラシはボツ。どう書いたらいいかまったく分からなくなり、私はとうとう嫁さんに丸投げしてしまいました。
そして、嫁さんがワードでキレイに作ったチラシはいかにもチラシっぽく、本当にキレイにまとまっていました。怪しさはまったくありません。
とりあえず、それをポスティングする事になりました。でも、私には分かっていたんです。
そのチラシでは反応が無い、あってもほんの少しだろうと。
なぜなら、お客さんが私の店を選んで来店してくれる理由がないからです。ワードでキレイに作ったチラシは、1000円カットの店が出来たんだと分かるだけの物でした。
もちろん嫁さんも一生懸命作ってくれたので感謝しましたが。
まず、コピーライティングの3大原則の一つに「NOT READ」という物があります。
お客さんはそもそもチラシとか広告は読まないんです。
殆どの人は基本的に読まないです。ズバリ。そしてホームページも基本「読まない」です。
あなたも経験あるかと思いますが、ポストに入っているチラシは全部読みますか?主婦の方なら、ある程度は読む可能性ありますが、それでも興味のある物、気になった物だけのはずです。
そして、ホームページには、0.8秒ルールというのがあって、0.8秒でそのホームページを読むか読まないか判断するんですね。
ネットサーフィンしていると、そいういう事って日常茶飯事ですよね? つまらなかったり求めている事が書いてなかったら、すぐに他のサイトにいきますよね?
そういう事なんですね。
まず初めに、お客さんの目を引くにはどうするか?
なんです。何としてでも興味を持ってもらわないとダメなんですね。チラシを捨てられる前に。
手書きチラシは確実にお客さんの目に留まる
そして・・・何日か過ぎ、精神的に少し落ち着いて来た私は考えました。そして決めました。
やはり、手書きが一番かな、と思ったんです。
まずは、チラシを見たお客さんが「何だこれ???」って思ってもらうようにしたのです。
95%くらいのチラシは、カラーできれいな文字で書かれています。写真もあります。なので同じようなチラシを作っても、その他の大勢のチラシの中に埋もれてしまうんですね。
それで手書きチラシ作成のコツですが・・・
もう、「子供会のお知らせ」なんじゃないかと言わんばかりの、手書きチラシにしたんです。私の娘のイラストも多く使いました。
そして、アフィリエイトビジネスで学んだ「パソナの法則」も使いました。パソナは定番中の定番です。少し古い手法ですが、今でもかなり効果があります。
初めは、今ごろパソナの法則使ってもどうなんだろ?と思っていた所もあったんですが、思い切って手書きチラシとパソナの法則で行く事にしたんですね。
お客さんを惹きつける文章パソナの法則とは?
パソナの法則を、超簡単に説明します。もっと詳しく知りたい人は、グーグルで検索してみてください。
① ~で困ってないですか?(問題提起する)
② ~は本当にヤバイですよね?(問題は深刻だよとアピールする)
③ 実は○○○がいいんですよ!(解決策と根拠をアピール)
④ でも20人限定で今月までなんです。(限定性もアピール)
⑤ だから今すぐにご来店ください!(行動を促す)
業種によっては、かなり使われている手法ですが、個人店とかは殆ど使っていないと思います。実はこのチラシ、想像以上の破壊力でした。
50人に1人がご来店してくれたんですね。
業種にもよりますが、チラシの効果は500人に1人でもいい方です。リフォーム会社とかは、数万枚と配っても反応0という事はあたり前らしいです。
コピーライティング、すげー!と改めて思わされた出来事でした。手書きという要素も、コピーライティングの1つです。
「NOT READ」つまり、お客さんは広告を読まないという壁を越える為に、思いついたものですからね。
あとパソナの法則がまだ効果あるって事は、考えてみたら当たり前ですよね。人間の心理学みたいな物はずっと普遍的ですから。
さて・・・
このチラシが反撃の狼煙でした。アラフォーだめ男の快進撃が始まったのです。