ども、たけぼうです。私は起業してお店を出そうとしている人から、相談される事がよくあります。
でも「この人は絶対失敗するな～」とか、「起業を思いとどまるだろうな～」とか、そう思ってしまう人達がいます。
本当に面白いくらい共通している１つの条件があるので、今回はそのお話をしたいと思います。
起業成功と失敗の分岐点 黙り込んでしまったAさん
私のこのブログからもよく相談されるのですが、なぜかお店のホームページ経由で、私に独立起業の相談をされる方がけっこういらっしゃいます。
常に検索結果の上位表示が出来ているので、これから独立しようとしている人から相談が来るのかもしれませんね。
それで、そういった人達に質問攻めされる事がよくあるんですが、よくある質問の中でダントツなのが、
「私でも独立して生活出来るようになるでしょうか？」
といった起業の成功と、もしくは失敗についての質問です。まあ気持ちは良く分かります。私も起業前は不安や心配というのは頭から離れませんでしたからね。
で、私がそのような質問について、返答している事はいつも同じです。全ての質問に対する答えもそれに繋がります。
Ａさんという、独立起業に燃えている男性も過去にいましたが、私がこの返答したら黙り込んでしまう事もありました。
私のこの返答にどういう反応を見せるかで、成功と失敗への道筋がはっきりと分かれてくるんですね。
起業成功に必要なものは「覚悟」
当たり前な事ですけど、起業に必要な条件とは「覚悟」だと思うんです。私はいつも以下のように返答します。
「もしもお店が軌道に乗らない場合は、夜中にアルバイトでも何でもして家族を養う覚悟はありますか？」
私がこの質問をすると、大抵の人は黙り込んでしまいます。メールで連絡をやりとりしていた場合は、もう相談メールが来なくなります。
自分で調べたり勉強せずに、何でも人から聞いて解決しようとする人も、この質問でもう私の所へは来なくなります。
小心者の私でしたが、もしもお店の売り上げが上がらず軌道に乗らなければ、早朝や夜中にアルバイトでもして、絶対生活費くらいは稼ぐぞと思っていました。
何だかんだ言って、独立起業に必要なものはそういった「覚悟」だと思うんですね。覚悟というか、もうそれが最低ラインの心構えだと思うんです。
だって、そんな覚悟もなしに独立なんてしたら、失敗して迷惑がかかるのはその人達の家族ですからね。
失敗の事ばかり考えるのは良くないですけど、最悪の結果を想定しておくのは超重要ですよね。その場合どうするのか？という事です。
覚悟もなしに起業を失敗したら、そのときになって対応を考えるんでしょうか？奥さんに夜中まで働いてもらうんでしょうか？
起業は「大きなリスク」があるから成功出来る。
実店舗を借りて起業すると、当然大金がかかります。もしも起業して失敗したら大金を失いますし、人によっては大きな借金が残ります。
でも、そのような大きなリスクがあるからこそ、人間は必死になれます。リスクが小さかったら必死にはなれないんですよね。当然ですが。
私も必死で頑張りました。自転車でチラシを１万枚近くポスティングしました。もしも私がリスクを背負っていなければ、こんなには頑張れません。
大金をかけたし、家族の生活がかかっている、だからこそ必死になれました。お客さんにまた来てもらえるようにサービスをしました。
だから「覚悟」なんです。確かに商品やサービスのクオリティ、集客のノウハウなども重要です。でも１番持っていないといけないのは「覚悟」です。
繰り返しますが、覚悟があるから必死になって頑張れるし成功出来ます。何の覚悟もないのであれば、当然頑張れません。
覚悟がなければ、成功と失敗の分岐点に立たされたとき、
「大金使っちゃったけど、借金残っちゃったけど、家族に迷惑かかるけど、まあ仕方ない・・・。」
と早々と諦めてしまうでしょう。
起業して成功する人、失敗する人、さいごに
今日のお話はちょっと厳しくなってしまいました。もしかしたら上から目線で不快に思った人もいるかもしれません。
でも、やさしい文章で「覚悟」については語れません。独立を夢見る人達にとって「覚悟」は人生を左右する大事な物です。なのでちょっと厳しい文章になってしまいました。
でも逆に覚悟さえあれば、どうにかなりますよ。私でもどうにかなったんですから（笑）。
ではまた！
